ジャパン・カウボーイ・アクティブ・シューティング
公式レギュレーション
2005.2.25
ジャパン・カウボーイ・アクティブ・シューティング実行委員会
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はじめに |
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このレギュレーションブックは、「ジャパン・カウボーイ・アクティブ・シューティング」という、トイガン(ガスガン)を使用した、シューティングスポーツを安全に行うために、最低限必要と思われる規定です。ここに定められた規定を守り、「ジャパン・カウボーイ・アクティブ・シューティング」をスポーツとして楽しみましょう。
ジャパン・カウボーイ・アクティブ・シューティング実行委員会 村山 篤人
※ ガン及びホルスター規定は、2001
ガンダイジェストのカウボーイアクションシューティングに準ずる。
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1 |
使用する銃(トイガン)に関した規定 |
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1-1 |
ハンドガン(拳銃) |
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◎ |
銃本体 |
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- 市販のシングルアクションリボルバーのエアソフトガン(ガスガン)。
(タナカ製、ハートフォード製、マルシン製のS.A.A.(ピースメーカー)や、マルシン製のブラックホークなど)
- 市販のデリンジャーのエアソフトガン(ガスガン)。
(マルシン製のダブルデリンジャーなど)
- 6mmまたは8mmのBB 弾を使用する。
- ケース式、ケースレス式は問わない。
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○ 本体 |
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- 法律に抵触する物、トイガン業界の自主規制に反する物または、誤解を招く恐れのある金属パーツの使用は、いかなる理由があろうとも禁止する。
(アウターバレル、メインフレームの金属化など、メーカー製品出荷時にプラスチック製外装部品を金属に換装しているものは使用禁止)
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○ サイト |
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- 削ったり、着色は構わないが、別パーツを足したり、パテ盛り等は行ってはならない。
- 光学照準器及びそれに準ずるサイト(レーザーサイト、集光アクリル他)への交換、
加工を禁止する。
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○ グリップ |
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- 材質の変更は認められるが、パームレスト・サムレスト他、著しくピースメーカーの外観(雰囲気)を損なう物は禁止する。
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○ トリガーガード(レミントンダブルデリンジャーを除く) |
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- 幅を削り縮小しても構わないが、取り除いてはならない。
- 前面(銃口側)及び下面から見て、トリガーがトリガーガードよりはみ出して見えてはならない。
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○ アウターバレル |
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- 4 3/4、5 1/2、7 1/2 の3 種類のうちの何れかを使用する。
(3インチ以上のシェリフスは使用可)
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○ インナーバレル |
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- インナーバレルの交換は構わないが、アウターバレルの銃口面より飛び出してはならない。
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○ パワーソース |
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- 銃本体にタンクが内蔵されている場合は、フロン134aを使用すること。
- 外部ソースを使用する場合は、エアータンク(専用レギュレータを必ず使うこと)を使用する。
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○ パワー |
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1-2 |
長物(ライフル、ショットガン) |
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◎ |
銃本体 |
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- 市販のレバーアクション・ライフル(カービン)のエアソフトガン。
(KTW製のウインチェスターM73、マルシン製のウインチェスターM92 など)
- 市販のポンプアクション式ショットガンのエアソフトガン。
(KTW製のイサカM37、マルゼン製のレミントンM870、マルシン製モスバーグなど)
※ ハドソン製ダブルバレルショットガンは、予備ケースが有れば使用可。
※ マルシン製M1887レバーアクションショットガン
T2モデルは、トリガーガードレスなので、使用不可。同ガーズガンは使用可。
- 6mmまたは8mmのBB 弾を使用する。
- ケース式、ケースレス式は問わない。
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○ 本体 |
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- 法律に抵触する物、トイガン業界の自主規制に反する物または、誤解を招く恐れのある金属パーツの使用は、いかなる理由があろうとも禁止する。
(アウターバレル、メインフレームの金属化など、メーカー製品出荷時にプラスチック製外装部品を金属に換装しているものは使用禁止)
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○ サイト |
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- 着色、別パーツを足したり、パテ盛り等は行ってはならない。
- 光学照準器及びそれに準ずるサイト(レーザーサイト、集光アクリル他)への交換、加工を禁止する。
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○ ストック・フォアグリップ |
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- 金属ストックの物は禁止する。(バントラインのスケルトンストックは除く)
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○ インナーバレル |
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- インナーバレルの交換は構わないが、アウターバレルの銃口面より飛び出してはならない。
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○ パワーソース |
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- エアーコッキング。
- 銃本体にタンクが内蔵されている場合は、フロン134aを使用すること。
- 外部ソースを使用する場合は、エアータンクを使用する。
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○ パワー |
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1-3 |
BB弾・装弾数 |
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◎ |
BB弾 |
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- 市販の6mm又は8mmのBB弾を使用する。
- ハンドガン、長物ともに以下の重量の物を使用する。
6mm : 0.25g以下
8mm : 0.45g以下
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◎ |
装弾数 |
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- ハンドガンは、1丁につき6発(デリンジャーは2発)とする。
(ステージで認められた場合のバックアップガンの2丁目も6発)
- ライフル、ショットガンは、銃の装填可能数まで(フル装填)で何発でも可。
(ケースレスの場合は、競技中の追加装填は不可。ケース式は予備のケースが有れば装填可)
- ショットガンは、1度に発射出来るBB 弾は、3発以内とする。(ケースレス・ケース共)
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2 |
使用するホルスターに関した規定 |
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2-1 |
ホルスターの形状 |
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○
トラディショナルスタイルで正面及び側面から見て、以下の条件をクリアしていること。
シリンダーカバー率 : 50%以上
バレルカバー率 : 100%
傾斜角 : 35度以内
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○
銃を抜かずに撃てる物や、著しくカウボーイシューティングの雰囲気を損なう物は不可。
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2-2 |
ホルスターの素材 |
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○
皮革製が望ましい。但し、他の素材を用いたホルスターでも形状がトラディショナルスタイルに近ければ可とする。(KD-PRO
他)
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3 |
競技中に関した規定(注意事項) |
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3-1 |
競技中の注意事項 |
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○ 競技者及び見学者は、すべてシューティンググラスを着用すること。
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○ 競技前には、必ずガンチェック及び弾速(パワー)チェックを受けること。
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○
射撃(競技)及び試射エリア以外でのドロウ、ハンマーコックは禁止します。
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○ 射撃(競技)及び試射エリア以外では、BB弾を装弾してはならない。
(但し、進行の都合により、NEXTサークルでの装弾は認められる)
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○ 競技後の残弾は、安全なエリアですべて発射し空にします。
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○ ターゲット以外に銃口を向けてはならない。
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3-2 |
競技の進行等 |
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○
競技は、基本的に「ブザー音」でスタートし、「ストップ」ターゲットを撃ってタイマーが停止するまでのタイムで競われる。
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○
ミスヒットの(ターゲットをヒットせず飛ばしてストップを撃った)場合、ペナルティとして、ターゲット1枚に対して「+1秒」又は「+5秒」をタイムに加算します。
(各ステージに定められたMAXタイムを超える場合は、MAXタイムを記録とする)
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○ その他のペナルティ等は以下の通りとする。 |
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- 各ステージのシューティングボックスから足が出ていた場合 : +2秒
- 移動がある場合、ボックス間の移動中にガンがホルスターから出ている。又は、ガンの銃口がターゲット方向に向いていない場合
: 1度目は注意、2度目は+5秒
- 180°ルールを適用する。
- 各ステージにMAXタイム(オーバータイム)を設定する。
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以 上
2005 年2 月22 日(初版)
原案:村山 篤人(JIN 村山)
編集:Winches 田村
監修:Conety 加藤
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